歯ブラシのいろいろ

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フロスしてますか?

歯ブラシ

口の中を清潔に保つために、歯みがきは生活の中でも欠かせないものです。生活の中でも必需品である証拠に、旅行の時には「トラベル歯みがきセット」を旅行鞄に入れますし、外出時にも歯みがきできるように、歯みがきセットを持参している人もよく見かけます。保育園・幼稚園などでも歯ブラシを持参して、虫歯を作らない様に指導しています。

歯みがきに欠かせない「歯ブラシ」についてです。

歯ブラシの歴史

むかし、むかしの時代では、歯を磨くときには楊枝を使っていました。この楊枝は爪楊枝ではありませんでした。房楊枝と呼ばれるもので、形状は細い木の枝をブラシのように一方の端を噛み砕いて使用していたようです。楊枝で歯を磨く習慣がいつから始まったか?という時期に関しては不明ですが、仏典に釈迦が楊枝を使って地に投げたところ、たちまちその楊枝が根づいて大木となったという話があるので、その当時既に楊枝が使用されていたことがうかがわれます。日本でも歯ブラシが一般化するまでは、房楊枝が一般的に歯磨きに使用されていました。古代エジプトの墓に、埋葬されている人と一緒に爪楊枝も埋葬品の中に含まれている物もあります。おそらく、故人があの世に行っても歯を綺麗にするために使えるように・・とのことでしょう。

エリザベス1世(1533年~1603年)の時代には、砂糖がヨーロッパ中に高値でも出回るようになりました。甘くて美味しい砂糖はとても高値で取引されていました。マデイラ諸島やカナリア諸島の大西洋で、砂糖の生産がはじまりましたが、値崩れしないようにと供給制限されていたため高値の取引になっていました。そんな高値の砂糖を使ったいろいろなお菓子が作られることによって、お菓子もだんだん洗練されていきます。エリザベス1世は、砂糖を使ったお菓子が大好物だったため、歯が虫歯で真っ黒だったと伝えられています。その当時にも歯医者のような職業がすでに出現していました。真っ黒になった歯を硫酸で漂白したり、石灰で磨いたりしていたようです。そして、その当時は爪楊枝で歯をほじるというのがオシャレとなりステータスになりました。その当時の爪楊枝には、金属製で彫刻がほどこされたり、宝石がついていました。

イスラム教徒の場合は、浄化する場所で「ミスワーク」と呼ばれる黒っぽい木片で歯を磨きます。ミスワークは、長さ15~20cmの長さで、太さは小指ほどの太さです。ミスワークは預言者であるモハメッドの勧めによってミスワークを使っています。今でもミスワークは使われていて、息をリフレッシュさせるために使用されているようです。祈りの前には必ず使用します。

歯ブラシは17世紀ごろからヨーロッパで使用されるようになったといわれていますが、大量生産される19世紀ごろまで一般的ではありませんでした。

アステカ族・ナワ族の祖先は、歯木と呼ばれる木を使って、歯ぐきに刺激を与えてマッサージをしていたといわれています。歯ぐきに刺激を与えるということは、歯ぐきの組織に刺激を与えることにとても有効です。

アメリカ歯科医師会によりますと、1498年に中国の皇帝が豚毛を骨の柄に植えつけたものを歯磨きに使用したものが、最初の歯ブラシであるとしています。しかし1223年に宋に留学した禅僧の道元(※1)が現地における「くちすすぐともがらは、馬の尾を寸餘にきりたるを牛の角のおほきさ三分ばかりにて方につくりたるがながさ六七寸なる、そのはし二寸ばかりにうまのたちがみのごとくにうゑて、これをもちて牙歯をあらふ」習慣を記述しているので、実際の歴史は1948年よりもさらに古いものと思われます。17世紀ごろからヨーロッパでも使用されるようになりましたが、19世紀に大量生産されるようになるまで一般的ではありませんでした。

日本では、江戸時代に房楊枝の浮世絵の絵で見られるように、広く一般に房楊枝や爪楊枝が普及していきました。「楊枝屋」(※2)といい、専門で爪楊枝や房楊枝を売るお店が出来たためです。

1914年(大正3年)に小林富次郎商店(現在のライオン)が「萬歳歯刷子」を発売します。これは、東京歯科医科専門学校(東京歯科大学の前身)の指導に基づいて開発されました。

そして、今私たちが使っている歯ブラシが作られたのは、明治5年のことです。イギリスの歯ブラシを、インドから輸入したのを見本として作りました。その歯ブラシは「クジラ楊枝」と呼ばれていました。クジラのヒゲで柄を作り、馬の毛を植えて作ったからです。

「歯ブラシ」の呼び名になったのは、1890年(明治23年)第三回内国勧業博覧会で「歯刷子」の名称で出品されましたことから「歯ブラシ」と呼ばれるようになりました。その前には「歯楊枝」「横楊枝」「歯磨楊枝」などと呼ばれていたようです。

1938年2月24日にはデュポン社(※3)がナイロン製の歯ブラシを初めて売り出しました。

※1 道元(どうげん)鎌倉時代初期の禅僧。曹洞宗の開祖です。一般的には道元禅師と呼ばれています。※2 「楊枝屋」として1704年(宝永元年)に日本橋で創業された楊枝専門店があります。「さるや」といって古来より上等とされる黒文字という樹を使用して作られています。

※3 デュポン社(Du Pont)アメリカ合衆国の化学会社。規模はアメリカで第2位。世界で3位の化学会社。設立は1802年。化学製品の開発を通じてアポロ計画の成功にも寄与。

虫歯ゼロを目指して

歯ブラシの生産日本一はどこだ?

国産歯ブラシの生産、第一位は「大阪府」です。特に、八尾市と東大阪市に集中しています。生産量は日本国内でおよそ、1年間に4億5千万本が生産されています。大阪府では国内生産の約6割を占めています。近鉄八尾駅前には「生産高日本一」を記した歯ブラシ型のモニュメントが設置されています。

歯ブラシは、家庭用品品質表示法の対象品目になっているため、柄の材質(ポリプロピレン、飽和ポリエステル樹脂など)、毛の材質(人工毛(ナイロンなど)、天然毛(白馬毛、豚毛など))、毛のかたさ(かため、ふつう、やわらかめ)、耐熱温度(60度など)、表示者名の表示がされています。

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歯ブラシの形状と種類

歯ブラシは先端から植毛部(ヘッド)、頚部(ネック)、把柄部(ハンドル)の3つの部分からなっています。さらに植毛部の上方をつま先(トゥ)、下方をかかと(ヒール)といいます。繊維の束は列状に配置されています。ごく一般的なのは3列植毛ですが、その他にも、6列植毛、5列植毛、4列植毛、2列植毛、1列植毛のものもあります。毛先の形状にはラウンドカット毛と超極細毛があります。毛切り(カット)には平切りのほか山切りなどがあります。

そして、繊維を加工したり毛先を0.02mmに加工するなど、歯と歯の間や奥歯の汚れを綺麗に取る為のものや、歯茎を刺激するものなど歯ブラシも多機能化されています。また、「歯科医院向」の製品も製造されています。 ペット用の歯ブラシもあり、犬用のものでは大型犬用・小型犬用とそれぞれ別に作られています。

360度歯ブラシ

放射状に伸びるブラシを持つ歯ブラシのことを360度歯ブラシといいます。ねじりブラシ型、回転型、円筒形などのタイプがあります。溶着技術によるブラシを利用したものは、高密度で毛の量も多いのが特徴です。

特許出願文献を調べてみると、360度ブラシの誕生が古いものであることが分かります。歯ブラシが誕生したあとに、いろいろなブラシ形状が考案されていたことがうかがえます。実際に商品化されたのはジーシーが1993年に発売したフリーアングル歯ブラシというねじりブラシが初めてでしたが、歯間ブラシを大きくしたような形をして、義歯のバネ(クラスプ)がかかる歯や、一番後ろの奥歯の後ろ側の清掃のために開発された特種なブラシでした。ビバテック(※1)は一般用途向けの円筒型の360度歯ブラシであるデンタルシグマを2003年に発表しています。STBヒグチ(※2)の「たんぽぽの種」は国際的に特許を取得しています。

※1 有限会社ビバテックは、大阪市浪速区日本橋に本社を置く歯ブラシ製造・販売会社です。世界で初めて、超音波溶着技術を応用した360°歯ブラシの開発・商品化(効果は歯科大・医療機関検証済)に成功しています。歯ブラシのベンチャー企業です。 「デンタルシグマ360度歯ブラシ」 とよばれる円筒状の歯ブラシを製造・販売しています。 特許も取得済(ワッシャー仕様・特許第3646118号)で、歯科大学や医療機関と共同研究しています。2003年に商品化した、「デンタルシグマ360度歯ブラシ」や「口腔ケアブラシ」として、全国の歯科医院、病院、介護施設、百貨店、バラエティショップ、生活協同組合、薬局・ドラッグストアなどで取り扱われています。

※2 株式会社STBヒグチの本社は、大阪府東大阪市で、歯ブラシメーカーです。主力商品の「たんぽぽの種」は、コンビニエンスストアをはじめドラッグストアやホームセンター、イトーヨーカ堂、イオングループなど総合スーパーなどで広く取り扱われています。「たんぽぽの種PROCARE」は、ムトウグループ、村中医療器といった医療卸、ササキといった歯科商社を通じて、歯科・病院、介護施設にも介護用歯ブラシ、または口腔ケア用のブラシとして納入されています。

歯ブラシは毛先が外側に広がったら取り替えの時期です。毛先が広がった歯ブラシでブラッシングしても、歯の表面に毛先がきちんと当たらず、結果的に歯の汚れを落とすことが出来ません。そして、歯ぐきを傷つけてしまいます。1日3回のブラッシングで約1ヶ月と言われています。1ヶ月を目安に、毛先が広がったら新しい歯ブラシと取り替えましょう!